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ペットマッサージ

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ペットマッサージ

『ベッツワンプレス 2012春号(Vol.30)』掲載分

ペットマッサージ”

ペットマッサージとは

人に施していた施術を欧米などの家畜文化の国では、産業動物である牛や馬や羊などの健康管理の一貫としておこなっていました。なるべくお金をかけずに自分たちの手で家畜の健康管理をしたのです。それを「犬や猫」に応用したのがペットマッサージの始まりと言われています。

マッサージとは主に筋肉にアプローチをする手技です。筋肉組織に刺激を与え血液やリンパ液の流れの循環をスムーズにします。マッサージは体の柔軟性を高め、また痛みを軽減するという効果があると言われています。

ペットマッサージのメリット

身体的にペットの体を癒すだけでなく、ペットマッサージは「マッサージを施す飼い主さん」にとっても、大きなメリットがあります。

まず飼い主さんが愛犬の体の異変にいち早く気づくことが出来ます。病気の早期発見が、早期通院、そして早期治療に繋がり重篤な状態になることを避けることが出来ます。定期的に飼い主さんがマッサージを行うことで愛犬と更なる信頼関係を築くことができます。

今、一番ニーズのあるシニア犬やターミナル期にいるペットと暮らす飼い主様からこんな言葉を沢山ちょうだいします。『こんなに簡単でこんなに愛犬の「気持ちのいい顏」が見られるなら、もっと早くからペットマッサージを始めておけばよかった』と。実際にターミナル期のゴールデンレトリーバーと暮らしていた飼い主さんから、このようなメールをもらいました。

「○○がお世話になりました。一度だけでしたが○○にマッサージをしていただいてありがとうございました。昨日、静かに旅立ちました。もしかしたら、自分では死んでしまったことを知らずに爆眠しているのかも知れません。マッサージを教えていただき、○○にマッサージをしてやれてよかったです。これからも、マッサージを必要としているワンコ達の力となってあげてください」。

ペットマッサージは愛犬の死を迎える準備をしなければいけない飼い主さんの「何かをしてあげたい」という手段となり、それを行うことで飼い主さんの気持ちを癒すことが出来ます。ペットマッサージは体を癒すだけでなく、飼い主さんの心をも癒しペットロスの軽減にも役立ちます。

ペットマッサージの普及率、今後の展望について

私が2008年にペットマッサージを始めたころは、Yahoo検索で「ペットマッサージ」というキーワードで検索をかけると91,500件ヒットしました。今年2012年の1月下旬に同じ検索ワードで調べたところ7,420,000件ヒットします。単純計算でも80倍の検索率上昇です。ペットマッサージを始めた頃は富裕層の方の習いごとのようなイメージがありましたが、今は愛犬・愛猫の高齢化に伴いペットマッサージ教室を探す方が多くなりました。とはいえ、実際にペットマッサージ教室は多くは存在せず、指導者により指導方法もまちまちです。

飼い主さんにとって一番信頼出来る情報収集の場「動物病院」。その動物病院でパピーパーティーやデンタル教室のようにペットマッサージ教室が展開されればどうでしょうか? 飼い主さんは安心して参加することができ、また、お教室を提供する動物病院では診察・治療以外で、飼い主さんとその愛犬が来院される「きっかけ」が出来ます。そのような機会を提供することで飼い主さんが構えることなく、愛犬と気軽に通ってもらえる動物病院の雰囲気作りが出来ます。

私の顧客で動物病院が怖いと認識しているホワイトテリアを2頭飼っている方がいらっしゃいました。その飼い主様は毎月、ペットマッサージやお教室で病院に足を運んでくださっているので、最初は緊張していた犬達も今では待合室のフロアーで寝転んで遊ぶようになりました。

ペットマッサージは「やり方やルール」を学べば、デメリットのないボディケアとしてとても有効です。自宅で飼い主さんも気軽に出来ます。私たちの社会が、高齢化そして少子化が進む中、これからはペットの存在が更に重要な要素を占めてきます。これからの動物病院サービスはそれに伴い進化し、飼い主様が参加することが出来る「参加型医療」が必要とされるでしょう。ペットマッサージは正しく学び・そして伝えることが出来れば、そのようなサービスを簡単に動物病院で提供することが可能です。

顧客である飼い主様のニーズ・そして病院のニーズを満たすペットマッサージは新たな可能性を引き出してくれることでしょう。

牧田明美先生

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